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2022/06/25

ドラムの上達とコマ無し自転車

今日は体験レッスンがありました。
その時お伝えしたお話しを書きます。

最初ドラムの上達に関して説明する時にいつも例えとしてお話しするのが
・自転車に乗れるようになった感覚
が毎回あるという事です。

自転車を練習していた頃の記憶が僕もほぼありませんが、みなさんも自転車に最初は乗れなかったですよね。
コマ付きのコマを外す勇気がいりましたよね。
何回もコケて膝をすりむいたりもしました。

ただ、何度も何度もコマ無しの自転車にチャレンジして、いつの間にかコマ無し自転車に乗れて、当然今も何も考えなくても自転車に乗れていますよね。

この感覚なんです。
自転車に乗れない時は、あれこれ考えて、幼いので年齢的にも考えるよりもひたすら練習して、いつの間にか出来るようになって、出来るようになったら頭は使っていない、感覚です。
両親やおばあちゃんが手伝ってくれた気がしますが、アドバイスよりも自分の感覚が自転車にバランスをとって乗れるようになる為にひたすら乗ってはコケてた気がします。

なのでポイントは
・考える事も必要なのですが、とにかくやってみる
・出来た後は何故できたのか、何故苦労したのかよく分からない
という事ですね(笑)

どうすれば叩けるようになるのか、叩き方をある程度は僕も理屈で説明しますが、それよりも出来るだけドラムを練習する、ドラムに触れる機会を多く作るサポートをする方が、僕の役割かなと思っています。

叩き方をみんな知りたいと思いますが、ドラムに数多く触れていたら気づいたら勝手に叩けるようになってるもんですよ、という無責任なお話しでした。
でも、意外と本質なんじゃないかなと思っています。

・出来なくても出来る部分からやってみる
とか、ドラムに触れる事を続けてもらえればと、いつか出来るようになると、僕自身にも言い聞かせて練習しています。


読んでいただきありがとうございます!

2022/06/22

エレアコをアンプに繋ぐ

先週、軽音楽部に入る為にやるよりも、大前提に楽しむ事が大事というブログを書きました。
今回その続きですが、今アコースティックギターでギターはレッスンしているんですが(実はこの生徒さんはドラムとギターのレッスンもしています)、エレキギターが弾きたいという事で、僕のエレアコをギターアンプに繋いでみました。

なんか楽しそうでしたねー。
一応、エレアコでもエレキのような音が出ますから。
それで良いんじゃないかなあと思いました。
僕も、エレキギターをアンプに繋いで音を出すだけで興奮します。

まずは楽しんでやって、目標は自分で決めないと、面白くないと僕は思うので。
この生徒さんもエレアコは持っているので、次回は、エレアコを持ってきてもらうように伝えました。

①まずはおもいっきり楽しむ
②目標を持って練習する
ですね。


読んでいただきありがとうございます!

2022/06/20

耳を鍛える

ドラムは他の楽器よりも、耳を鍛えることで上達する気がします。
目よりも耳を使って演奏した方が、良い演奏が出来る楽器のような気がします。
目を使って楽譜通りに演奏する(大事なことですが)重要度が低い楽器なんじゃないかなと、個人的に思っています。

結論から言います。
ドラムは譜面に表せる情報が少ないのです。
同じ譜面で同じフレーズを叩いても、ドラマーで全く音が違うんです。

書き始めると長くなりそうな気がしてきましたが、音楽を構成しているのは
①メロディー(主旋律・音楽の中でも主となる連続する単音のつながり)
②ハーモニー(和声・複数の音階を同時に鳴らしたもの・主旋律に合わせた複数の音階)
③リズム(律動・等間隔の(と感じる)時間で繰り返される音)
です。


ドラムは
③リズム
しか出せません。

音階がありません(正確にはありますが、メロディーやハーモニーは出せません)。
ドラムは両手両足を一応使うので、何かたくさん仕事をしている雰囲気がありますが、同時に出せる音も4つまでです。

その点、ピアノは指10本なので出そうとすれば10音同時に出せます(はずです)。
ドラムの4つの音の、倍以上ですね。
さらにピアノは、当たり前ですが①②③の役割全て出来ます。

88の鍵盤があるので、最高88の音を一曲の中で出すことも出来ます。
タムやシンバルを要塞のように並べているドラマーの方もいらっしゃいますが、88個並べるのはなかなか難しいんじゃないかと思います。

ドラムの基本セットは
バスドラム・ハイハットシンバル・スネア・ハイタム・ロータム・フロアタム・ライドシンバル・クラッシュシンバル×2
のたった9つです。
あとはハイハットのオープン・クローズやライドのカップもありますが、譜面に書けるのはその程度です。

この少ない音数で、かつリズムしか出来る仕事がない、ドラムの限られた役割を最大限引き出すには、
・譜面に書けない音の違いを耳で聞き分ける

ことじゃないかなあと思います。
スネアの音色も胴が浅い感じでカンカンにヘッドを張っている音と、胴が深めでミュートもかけている音とは全く別のものになります。

書いていて、僕自身もまだまだドラムのことが分かってないなあと気づきました。
このことはまた、これからも書いていきます。


読んでいただき、ありがとうございます!

2022/06/14

楽しむことが大前提

今回の生徒さんは、高校生一年生で、軽音楽部に入ろうか迷っている状況でレッスンに来ています。

清川としては軽音楽部に入って欲しいので、軽音楽部に入ることを念頭に置いてレッスンしていました。 
ただ、どうも練習が、はかどりません。

レッスンの終わりには、次のレッスンまでに練習してきます、と言ってはくれるんですが、次回のレッスンではあまり上達出来ていない。
目標や目的を他人から言われただけでは、なかなか練習は出来ないと思います。

なので、まずは音楽を楽しむ事が大事かなあと思い、一つ彼女が楽しそうにしていたレッスンを次回はやろうと思っています。

次回がどんなレッスンになるか、またブログを書こうと思います。


読んでいただきありがとうございます!

2022/06/12

言葉の上達🟰ドラムの上達!?

英語が話せる生徒さんとお話しをしていて、
ドラムの上達と言語の上達は近い
というお話しになりました。

共通ポイントは3点
①リスニング(聞き取り)が大切
②文法や単語などの表現が多少間違っていても、言葉(音)が伝わる事の方が重要
③たくさん話す(演奏する)方が、上達する

たくさん聴いて、たくさん話す(演奏する)と上達するという事です。
当たり前でごめんなさい。
ただ、言語を修得する事と似ているというのは、外国語が話せる方にとってはイメージが持ちやすいかなと思いました。

考えてみると幼い頃、みんな一度は日本語を話す為にやってたことなんですよね。

僕も今3歳の娘がいて、日々間違えた言葉も喋りながら、少しずつ日本語を修得していっています。
もうそんな言葉を覚えたのか!と、どこで覚えてきたのか不思議に思う内容を喋ったりもしますが、感心しています。
とにかく人の話をよく聞いて、真似して喋ってます。

ドラムも、よく聞いて真似して演奏すると上達します。
僕もまだまだ、よく聞いて、真似して、演奏します。


読んでいただきありがとうございます。