2023/04/02
リズムキープ=計量カップ
演奏を料理で例えると、
リズムキープ=計量カップで調味料を測ること
なので、演奏で言うとキッチリした
メトロノームという答え
がまずありますし、料理で例えると
豊富ないい経験から導き出される良い塩加減
があります。
味見しながら調味料を足していく感覚なんて、良い例えで、僕も演奏しながらリズムを前や後ろに微妙に調整することがあります。
リズムキープには明確な答えがあるんですが、その先がある、と答えるのが良いのかもしれませんね。
読んでいただきありがとうございます!
2023/03/29
音楽を料理に例える③
要するに、
音楽をフィードバックする(自分の演奏を聴く)事は難しい(抵抗を感じる)
という事です。
人によっては自分の演奏を、自分の料理じゃなく、自分の排泄したものを食べるように感じるかもしれません。
でも、どんな演奏でも、あなたの演奏なんです。
他人と比べなければ良いところがどこかにあると思いますし、自分の演奏を可愛がって味わって欲しいなあと思います。
なので、今までのレッスンで出会った生徒さんを思い返してみると、
自分に厳しい方
の方が、楽器の上達(特にリズム)に苦労されている気がします。
音楽の三大要素である
①メロディ
②ハーモニー
は譜面通りにやる役割ですが、ドラムの根幹の
③リズム
は4分音符を軸にする事と、僕の理論では演奏を聴いているお客さん(手拍子)の代表(先導役)なので、自分が先頭に立って楽しむ事が重要な役割になります。
なので、自分に対しての厳しさ(も必要ですが)よりも自分の事が好きな事の方が、重要なのかもしれません。
自分を認めてあげて、自分の産み出した演奏を聴いてあげてください。
僕はどの生徒さんの演奏も楽しんで聞かせてもらっています。
みなさん、一生懸命演奏されてますので、その時点でで合格なんじゃないかなと思ってます。
あとは、これからはさらに、生徒さん自身がご自身の演奏を聴いて味わえるようにレッスンしていきたいなあと思っています。
読んでいただきありがとうございます!
良ければ僕にあなたのドラム(リズム)のサポートをさせてください。
あなたの演奏をご自身で聴いて楽しめる方法を一緒に作っていきましょう!
良ければ、ご連絡ください。
お待ちしております!
2023/03/28
何故子供の上達は早いのか
また思いついたことを書いてみたいと思います。
タイトルの、
【子供の方が上達するのが早い】
説ですが、僕はそうは思っていません。
ドラムに関しては特に、ある程度の練習環境が必要だからか、中学生や高校生の上達が早い気がしますが、小学生はそうは思いません。
では何故、ドラムに限らず様々な物事の習得に関して、子供の上達が早い気がするのか。
僕が考えた結論は
☆他人と比べ(る事が出来)ないから
なのではと思いました。
どうやら子供は、他人の事を大人ほどは気にしていないようです。
子供にも個人差があると思いますが、基本的にはベクトルが自分に向いている割合が多い気がします。
子供は、自分の話をしまくるし、他人の話は聞かないし。
他人に嫉妬するという感覚も子供は薄い(軽い)気がします。
まあ大人のように、モテたいとかいう感情もあまり無いですし、自己顕示欲というか社会的な欲が無いというか、見えている社会が狭い(せいぜい学校のクラスメイトぐらい)というか。
なので、結果的に子供は自分大好きになるんじゃないかと、逆説的に考えました。
こないだWBCが終わったばかり(侍ジャパン素晴らしかった!)ですが、一流のアスリートの方が良く、
「昨日の自分を超える為に練習する」
「本当の敵は自分」
「自分に左右出来ない事は考えない」
などの名言がありますが、要は
☆意識的に他人と比べないようにしている
とも言えます。
子供は無意識で、アスリートの方は意識的に、他人と比べず自分と向き合う事が、物事の上達には大切なんじゃないかなあ、という一つの仮説でした。
自分と向き合う事が、他人と比べていると難しくなる(優れた人と比べると、何もしていない自分はゼロ地点のはずが、すごく遅れた地点にいる感覚になり、スタート地点にいるはずが、物凄く出遅れてスタートしている気分になる)んじゃないかあと思いました。
そうは言っても世間のニュース、気になりますよね〜。
自分の社会的地位や、これからの将来に不安を感じますよね。
でも、考えて解決するのでしょうか。
どうしようもない事に漠然と不安になるよりはむしろ、自分と向き合う方が得策な事もある気がします。
僕もなるべく自分と向き合って、自分のやっている事を見て聞いて味わって、生きていこうと思います。
読んでいただきありがとうございます。
リズムにお悩みの方、ご一報お待ちしております!
一緒に音楽のフィードバックを楽しみましょう!
よろしくお願いいたします。
2023/03/28
料理を演奏に例える②
料理=音楽が自分でも腑に落ちる例えなので、さらに掘り下げてみました。
レシピ=譜面
食材=楽器
調理器具(ハカリなど)=メトロノーム・リズムマシーン・演奏技術(リズムキープ)
食材の目利きや扱い方や調理方法・調味料の使い方・盛り付け=演奏技術(ダイナミクス・グルーヴ)
手料理=生演奏の音楽・ライブ
冷凍・冷蔵食品・カップ麺などの加工食品やファーストフード=演奏を編集した音源・EDMなどの音楽編集ソフトで作った音源
みたいに置き換えられると思います。
最後のファーストフードや加工食品が悪い訳じゃありません、間違い無く美味しいんですが、楽器を演奏するからには、手料理か加工食品かっていう違いぐらいは聴き分ける事が出来た方が良いという感じです。
EDMも僕は結構好きなんで、取り入れたり「うっせえわ」とかをYouTubeで叩いたりもしてます。
例えすぎても小難しくなってしまいますが、ザックリ、俺は醤油派とかいや私はポン酢が好きとか、そういう自分の食の好き嫌いを、音楽の中でも感じて、自分の演奏にも取り入れてもらえたらなあ、という事です。
何より、
☆レシピ(楽譜)に捉われて終わって欲しくない
ですね。
自分の好きな味を(不味い料理も)知ってもらって、レシピ無しで簡単な料理が自分で作れるところまでサポートしたいです。
音楽(楽器)を聞き分ける事が大事なので、
YouTubeにあるライブ映像を、まずは見ずに音だけ聴いて、楽器はあれとあれとあれだなあと聞き取ってから、実際に映像を見て確認する
とかも耳に良いと思います。
今日も読んでいただきありがとうございます!
2023/03/26
【演奏は難しい】演奏する事を料理に例えると…
お伝えしたい結論は、
☆楽器の演奏って難しい!
のは何故か、その答えです。
タイトルに書きましたが、演奏=料理
で説明します。
ちなみに僕は料理がほぼ出来ないのですが、理由は分かっていて、
舌がバカだ(判断出来ない)から
です。
基本的には余程料理が不味くない限り、何を食べても美味しい(違いが分かってない)んです。
だから奥さんに作りがいが無い、と言われますが、答えがそこにあります。
料理に対しての判断基準が無い
んです。
なので、僕が料理をたまに作る時は、
材料も分量もレシピ通り
です。
奥さんや母親に、「そんなもんだいたいでええ」と言われますが、
自分の舌で判断出来ない
のでレシピ通りしか作れません。
演奏で言う
レシピ通りとは
譜面通り(今は演奏動画通り)
に演奏する事です。
料理と演奏が違う(難しい)ところは、
料理のレシピ通りは、
僕みたいな舌がバカなド素人でも、材料と調理器具があれば料理は出来る
が、楽器の演奏は
楽器を準備して動画や譜面を見るだけでは演奏が出来ない(雰囲気が違う)
事です。
なので、楽器の演奏が難しいと感じる方は、料理で言う
レシピ通りに材料と調理器具を準備して、分量をキッチリ計って時間を測って材料を煮たり焼いたりする事
を楽器を持って動画や譜面を見てひたすら繰り返す事になります。
楽器を持って動画や譜面通り一生懸命演奏する事の何が悪いんだこの野郎!
という怒りの声が聞こえてきます。
僕もレシピ通りにしか料理を作れないので、何も演奏動画通りに頑張る事の全てが悪いとは言っていません。
ただ、料理で例えると、
☆自分が作った料理を食べて欲しい
って事です。
音楽で言うと、
☆自分の音を聴く
事です。
多分、自分の音を聴くことをされてないんじゃないかな〜と思うんです。
自分の音を聴くのは難易度が高い場合(聴きたくない、だって下手だから、何か恥ずかしいから、僕も専門学校時代は嫌でした)は、まずは好きな音楽を聴いてみてください。
何も見ずに集中して音楽を聴く事が出来れば良いですが、何を聴けば良いかよく分からない方は、譜面を見て実際の演奏と照らし合わせながら、音楽を聴く事が良いかなあと思っています。
そして、自分の好きな音、もしくは嫌いな音に気づく事も良い事です。
料理で言う
好き嫌い
を音楽で聴き分けてもらう事が、
演奏の上達=音楽の理解
に繋がっていきます。
音楽を理解していただきたいんです。
どこかの心理学で聞いた話ですが、
分からない事=嫌いな事
理解出来る事=好きな事
だそうですね。
また怒りの声が聞こえてきそうですが、
演奏動画や譜面を見てそれ通り演奏する事=音楽を理解した感覚
にもならないで欲しいのです。
料理でいうと
レシピ通りに料理を作った
に過ぎません。
自分の料理を味わって食べてませんし、レシピが無ければ料理が作れない事で料理を理解したとは言い難いのではないでしょうか。
ちなみに僕は、料理をレシピ通り作るだけでは、料理を理解したとは到底思えません。
例えば、レシピ通り料理を作って、あとは味はどうでもいいんです、良い材料を買って最高に切れる包丁を揃えて自分は料理は食べなくて大満足です、味はどうでもいいんです、自分が作った料理は誰も食べなくても良くて、ただ料理に関しては全てやり切りました。
という方とは、非常に残念ながらここでお別れになってしまいますが…
音楽を理解するには、
当たり前ですが音楽は、
目には見えない
食べられない
触れられない
においもしない
ものです。
残念ながら、耳で聴いて理解するものなのです。
非常に残念ですが…
今一度想像してみてください。
・料理をレシピ通り作るだけでそのあと食べない
って楽しい(美味しい)でしょうか?
・美味しい料理を作って食べる
方が楽しいし、何より美味しくないでしょうか?
レシピ通り作ったけど何か自分の口には合わない、次はこの調味料を足してみよう!みたいな感じで音楽を楽しんでいただければなあ、と思ってるんですよね〜。
一人一人美味しいと感じる味も違うように、良いと思う音も違う事も感じてもらいたいです。
もちろん、多くの人が美味しいと思う料理、良いと思う音楽もあります。
多くの人が好む事がしたいのか、自分の好きな事を突き詰める事を選ぶのか、自由ですし、まずは自分が何をしたいのか、知っていただきたいんです。
レシピ通り材料も揃えたし、分量もキッチリ計って達成感を感じる事もあると思うのですが、出来れば音楽を味わって自分自身を知っていただきたいんです!
難しい事を言っている事は承知ですが、
料理の上達=美味しい料理を食べて知ること=色々食べ比べた料理(味付け)を取捨選択して自分の料理に落とし込むこと
楽器の上達=良い演奏を知っている(聴き分けられる事)=吸収した色々な音楽を取捨選択して自分の演奏に落とし込む事
なんです。料理の事は分かりませんが多分。
レシピも譜面も演奏動画も参考資料として活用しますが、それ以上の物ではありません。
最終結論は
演奏が難しいとは
料理で例えると
レシピ通り作る(動画や譜面通り演奏する)事がまず難しく、難しいのでレシピ(動画や譜面通り)に捉われて、しかも料理を食べない(自分の演奏を聴かない)ので、
音楽への理解が一向に深まらないからなのではないか
というお話しでした。
長文を読んでいただきありがとうございます!!
もしよろしければ、あなたの楽器演奏(リズム)のサポートをさせてください!
ドラムに限らず全てのリズムに悩むミュージシャンの方、公式LINEかお電話でご連絡ください。
一緒に音楽を味わいましょう!
ご連絡お待ちしております。