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2023/05/17

ドラムの役割を理解出来れば、不安は軽くなる

ドラム・リズム講師の清川将之です。

ドラムに限らず何にしても同じだと思いますが、
何をしたらいいのか分からないこと
をする時は、めちゃくちゃ不安になると思います。
僕も同じです。

僕は料理が苦手なんですが、食材が目の前にあっても何をどうすればいいのか分からないので、不安ですし、料理がやりたいとは思えないです。
ドラムも同じなんじゃないかなと。

ドラムのできる役割は二つに限られていて、
①リズムキープ(一定のリズムに聞こえるように叩く)
②ダイナミクス(音楽に抑揚をつける)
しか出来ません。

音階が無いに等しく音数も限られているので、メロディー(主旋律)とハーモニー(和音)は出せません。
大雑把に分けると音楽は
メロディー
ハーモニー
リズム
から成り立っているので、リズムしか出来ません。

リズムの中でも、先ほどの、
リズムキープとダイナミクス
だけです。

ドラムは手足がバラバラに動いてすごい、叩くところもたくさんあって(ドラマーによっては何十個タムやシンバルを並べる方もいますが)、と言われますがせいぜい同時に出せる音は4つ(両手足)です。

ピアノは指の数の10音出せますし、ギターでも弦の数の6音出せます。
音数が少ないイメージのベースと同じ4音が最大です。

両手足は動かしますが、音数が少なくかつ、音階が無い、出来ることの限られた楽器なんです。

そして、①リズムキープも②ダイナミクスも一音で表現出来るものなんです。
一定のリズムに抑揚をつける、最もシンプルな方法は
手拍子
です。

ドラムの役割は、手拍子を拡大解釈しただけのものなんです。
それが分かれば、不安要素は無くなるのでないか、と僕は考えています。

僕はドラムはバンドスコアやドラム譜通りやる必要がないと思っているのですが、理由はドラムの捉え方が手拍子の延長だと思っているからです。

極端な例えかもしれませんが、手拍子に楽譜は要らないでしょう?ということです。

ドラムは
音階が出せず
同時に4つの音しか出せない
手拍子の拡大解釈
という楽器だと僕は思っている、というお話でした。


なので、音楽に合わせて手拍子を叩く事に不安がある方は、それを取り除くレッスンをしています。
音楽に合わせて手拍子が叩ける方は、不安なくドラムを叩く事がいますぐ可能なはずです。



読んでいただきありがとうございます!
ドラム・リズムレッスンに興味がある方、体験レッスンは無料です。
よければ、公式LINE・お電話からご連絡お待ちしております!

2023/05/15

エクササイズコースとミュージシャンコース

僕のレッスン内容は、大きく分けて二つあります。

①エクササイズコース
②ミュージシャンコース
の二つです。

①のエクササイズコースは、人間の五感(五つの感覚)でいう、「触覚」を養ってドラムの上達を目指すコースです。
手足の感覚を養って(スティックやペダルの使い方を習得して)上達するレッスンです。

ただ、このエクササイズコースは、今やYouTubeの動画で無料で学べると思っています。
色んな先生が色んなアプローチで説明してくれています。
僕もやっている叩いてみた動画を見て真似ることも可能です。
ただ、これだけ情報がたくさん溢れていますが、僕のレッスン内容はほぼ①です。
生徒さんも①の触覚を養う目的で来られます。
演奏技術を上げるためには必要な事ですし、僕も出来る限りサポートしたいなと思って①のレッスンをしております。
演奏に対する不安要素を消して、楽に演奏する為のレッスンです。

そして、僕が本腰を入れて伝えたいのが
②ミュージシャンコース
です。
演奏を楽しむ為のレッスンでだと思っています。

人間の五感で言うと、聴覚を養うレッスンです。
目標が明確で
耳で音楽を聴いてドラムを聴きとって譜面に書き起こして自分で演奏できるようになる、
=ミュージシャンになることです。

なので、ミュージシャンコースです。

音楽を好きだから聴いているところから、演奏するために聴く耳にするレッスンです。
ミュージシャンコースは手探りですが、これからレッスンとして行なっていき卒業生がたくさん巣立って行けばと思っています。

二つのコースは僕のレッスンの中でまだまだ明確に分かれていませんし、料金の違いもありません。
これから少しずつ明確にしていければと思っています。


読んでいただきありがとうございます!
レッスンに興味のある方は是非、ご連絡ください!
よろしくお願いいたします。

2023/05/10

後ろノリは、ColdplayのYellowです

動画を二つ上げられなかったので、バラバラに上げます。

テンポが違いますが、ニュアンスが伝わればと思います。
楽譜に書くと同じ8ビートです。

2023/05/10

リズム感を養うには ①音楽を耳で捉える ②合わせるのではなく合っているように聞こえるように演奏する

リズム感を養うには、でっかいことを言っちゃいますが、日本の音楽教育で言われてきたことの逆のことを2つする必要があると、僕は思っています。(反対意見があれば教えてください)

①音楽を耳で捉える
ですが、僕の記憶では、学校の音楽の授業では、音楽を聴くことが大事だと教わった記憶がありません。
常に楽譜ありきでした。
まだ英語の授業の方が、リスニングの授業やテストがあったりして聴くことの重要性を言っていた気がします。

音楽にも楽譜を使わず、音楽を耳だけで聴いてそこに反応する授業があった方がいいのは間違いないです。

音階に関しては絶対音感がある人が有利ですが、相対音感でも対応できますし、リズムはなおさら耳で反応してこそ養われるものなので、逆に楽譜を見て演奏しているとリズムを「合わせる」ことになりがちで、リズムに大切な【自分のリズム】を養うことが出来ません。

余談ですが、人それぞれ微妙に、一人一人が気持ちいいと感じるリズムは違うのではないか、とも思っています。
メトロノームがフラットだとすると、前が気持ちいい人と後ろが気持ちいい人がいると思います。
曲(ジャンル)によって、前ノリの曲や後ろノリの曲もあります。

そして何よりの証拠が、今お話しした前ノリ後ろノリというのは譜面に書いてありません。
耳で聴いて感じる部分です。
前ノリの曲と後ろノリの曲を聴き比べないと分からないと思います。

話が逸れたついでに、僕が思う前ノリの曲と後ろノリの曲のYouTube動画を貼り付けておきます。



読んでいただき、ありがとうございます!
今まで数百人の生徒さんに出会ってレッスンを続けてきました。 
特にリズムにお悩みの方、リズム音痴は耳で音楽を捉えて、音楽に合わせるのではなく自分のリズムを出す練習を続ければ必ず良くなります! 
 
ドラムの方に関わらずどの楽器の方でも歌の方でもレッスンを行なっておりますので、ご連絡ください! 

2023/04/27

心に刺さる音=耳で理解して出した音

今日のレッスンの生徒さんは優秀です。
今日も難しい曲を練習してきてくれて、披露してくれました。
手順通り叩けていて、素晴らしかったです。

ただ、僕の心に生徒さんのドラムが響かないんです。
手順通り叩けているのに、一言で言うと非常に勿体無いんです。
別の生徒さんでも同じような事(生徒さんのお母さんが僕のドラムと生徒さんのドラムを聞いて答えてくれた)があり、理由を考えました。


僕の意見が絶対正しい訳ではありません。
なのでこれから検証が必要ですが、おそらく、
☆耳で理解して音を出しているかどうか
だと思います。

今日の生徒さんも別の生徒さんも、叩いてみた動画や譜面を見て、練習してくれています。
耳で聞いてコピーしてきた訳ではありません。
そこにヒントがある気がします。

このブログでも何度も繰り返していますが、音楽は耳で聞いて手足を使って演奏するもので、目は使わなくても演奏出来ます(むしろ使わない方がいい事もある)。

目を使って見て演奏しているか、耳を使って聞いて演奏しているか、の違いではないか、というのが僕の仮説です。

自分のドラムの音を耳に馴染ませるのには時間がかかります。
音を無視して叩いてみた動画の見た目通りに叩くのは、それほど時間はかからないと思います。

音楽は見た目ではなく、音なんです。
とにかくこの音楽の基本を僕は信じていて、大事なんじゃないかなあと今日も思った、というお話でした。

これからは耳を鍛えるレッスンを体系立ててやってみます。
みなさん、音楽をドラムをリズムを耳で聴いて捉えましょう!

読んでいただきありがとうございます。
僕のドラム・リズムレッスンに興味を持たれた方、是非公式LINEからご連絡ください!
お待ちしております。