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2023/06/29

リズムは身体で感じる

こんにちは。
ドラム講師の清川将之と申します。

リズムの感じ方に関してのお話なのですが、
☆身体を使ってリズムを取る
といいんじゃないかという話を聞いて、確かにそうだなあと思ったので、僕も思う事を書きたいと思います。

前にドラムに向いている人という事で、球技の経験者や体育会系の部活をしてた生徒さんは上達が早い傾向があるというお話をしたんですが、リズムを身体を使って取れるからなのかもしれません。

僕の持論は、ドラムもリズムも
目で取る(演奏する)
んじゃなく、
耳で聞いて身体を動かして演奏する
という、当たり前の事ですがお伝えしたい事があります。

要は人間の五感の中の
視覚
ではなく
聴覚と触覚
を使ってドラムもリズムも演奏するという事です。

僕は聴覚が一番大切だと言っているんですが、触覚をお伝えする方が分かりやすく伝えられるんじゃないかなと感じました。

主にYouTubeのドラムのレッスン動画は、叩き方や踏み方(触覚)の部分の話です。
僕もこの叩き方や踏み方の部分をもっと言語化できるようにしたいなと改めて感じました。  


スティックをボールのように扱ってリバウンドを上手く利用する方法や、ペダルの楽な踏み方、ペダルのリバウンドの使い方など、ですね。

まだまだ自分が練習して理解しないと言語化出来ないなあ、と思いました。
精進していき、分かりやすくドラムをお伝え出来ればと思います。




読んでいただきありがとうございます!


2023/06/22

ドラムを叩く事が怖かった②

ドラム講師の清川将之と申します。
日本人のリズム感に貢献したい、と思いドラム・リズム講師をしております。

ドラムを叩く事が怖かった話ですが、何事も
・ある程度やらないと楽しさがよく分からない
とも言えると思います。

ドラムで言えば、1年ぐらいは練習してライブ(今ならYouTube撮影など)も何度か経験してみて、ようやくおぼろげにドラムが何をしているのか分かってくると思います。

僕自身、
陸上部だった高校2年生の頃にドラムを何となく叩き始めて、
文化祭や市民センターのイベントに出て、
高校の友達と組んだバンドで楽器屋さん主催のオーディションイベントに出て割と大きなステージでやって、
そこからスタジオミュージシャン養成校だった専門学校で苦しい1年10ヶ月ぐらいを過ごし、
後々砂場のチルドレンというバンドを組むことになる専門学校で出会ったメンバーと、専門学校の学園祭でゆらゆら帝国のカバーをやって
いよいよドラムが楽しくなっていくんですが、
思い返すと僕はドラムがある程度【理解できて】楽しくなるのに4年ぐらいかかっています。

当時自分で言っていたのが、
「ドラムを誰が叩いても同じ」
と言っていたし思ってもいました。

みんなどうせ見ているのはボーカルだろう、と思っていました。
でも、みんながみんなそうではありませんし、何より僕自身が、ボーカルしか見えていなかった証拠です。

ドラムの事をなるべく短い期間で理解するにはどうすればいいのか、考えてみなさんにお伝えしたいと思っています。
目で歌詞を追うなど音楽を捉えるのではなく、耳で音楽を聴いて捉えることは間違いなくドラムを理解するための、強いて言うなら音楽を理解するための近道です。

音楽は目で判断すると日本の音楽教育では教えられていますが、どう考えても耳で捉えるものです。
楽譜は参考にするもので、楽譜がなくても音楽は演奏できます。
ただ極論ですが、耳が聞こえなくなると演奏はできなくなります。
僕のレッスンでは、耳で音楽を捉える方法をお伝えしています。

これからもさらに、ドラムの理解を深める方法を探求していきます。

読んでいただきありがとうございます!

ドラム・リズムレッスンに興味をお持ちの方はご連絡ください!
体験レッスンは無料です。
オンラインでも出来ることはレッスンさせていただこうと思っております。
ご連絡お待ちしております!

2023/06/17

リズムはつながっている

今日のレッスンで生徒さんが仰った一言が、大事だと思ったので書いておきます。

ギターの生徒さんで裏拍に苦労されてる特に
「リズムがつながっているのを感じるといいんですね」
とポロッと仰ってくれました。

まさにそうです!
僕はリズムを円で捉えるのがいいと思うんですが、円の前に、
リズムがつながっている感覚
が大事です。

リズムを点で捉えるとリズムは捉えられません。
点→つながっている感覚→円
の段階で感覚を変えていくのがいいかもしれません。

線というか、心電図みたいな強弱のある線で捉える感じが近いかもしれません。

とにかく、リズムはつながっています!


読んでいただきありがとうございます!

2023/06/15

ドラマーにリズムを背負わせる問題

みなさんこんにちわ。
ドラム・リズム講師の清川将之と申します。

今僕は二つのバンド・ユニットで演奏させてもらってるんですが、どうやら二つのバンド共に
僕らしいドラム
は求められていません。

メトロノームのような正確なリズムのドラム
を求められています。
もちろん、リズムキープは大切なんで全て間違いではないんですが、いや何か寂しいんですよ(苦笑)
ドラムの生徒さんからも、メンバーからメトロノームのように叩いてくれと言われている話はよく聞きます。

調理場に料理人として入って料理をしようとしたら、お前は皿洗いだけやっとけ
って言われたように感じるんです。
もちろん皿洗いも大切なんですが。

ドラマーにリズムを背負わせる問題=みんなのリズムの価値が低い
とも言えると思うんです。
キャッチャー=キーパー=ドラマー
みたいな(笑)

当然、バンドメンバーに不平不満を言うだけでは何も良くならないので、原因を究明していきたいなと思っています。
何よりも、ドラムレッスンでみなさんにお伝えできますしね。
皿洗いから、調理場へ戻るにはどうすればいいのか、もがいてみます。

今分かっているのは、おそらく日本人のリズムに対しての価値が低い、ということです。
リズムを軽く考えている、ドラマー一人で賄えるものだと思っている
ということです。
逆に僕の持論は、リズムは一人一人がしっかり出すもの
誰かにリズムで乗っかると、聞いていて刺激のない軽い演奏になる
ということです。
これを、どう証明するか、戦いです。
また、発見があれば書いていきます。


読んでいただきありがとうございます!

2023/06/01

ドラムを叩く事が怖かった

今は自分の家の椅子に座る感覚で、くつろいでステージのドラムの椅子に座ってドラムを叩く僕にも、ドラムを叩く事が怖かった時代がありました。

忘れもしない専門学校一年生の時の、ドラムとベースのリズムトレーニングの授業です。

記憶では、10人ずつぐらいのドラマーとベーシストが来て、その日その場で配られる譜面を初見でメトロノームに合わせて演奏する授業でした。

譜面が読めず、エイトビートがようやく叩けるレベルの当時の僕には、公開処刑以外の何物でもありませんでした。

最初は混ざってやっていた記憶がありますが、早い段階で一番最後に回されました。
技術が無いし、何より初見で叩く事が不可能なので、初見ではなく10人ぐらい叩いてくれるみんなのフレーズを真似してやってました。

俺はロックがやりたいのに何故ジャズやフュージョンをやらなければいけないのかと、専門学校を辞めたい想いがピークの時でした。

それが今や活きてドラム講師をやっているというのが、本当に不思議で、当時の自分からすればあり得ない事だと思います。
あれだけ嫌がってたやん!って言うでしょうね(笑)
今も譜面はあまり好きではないですが、ドラムを叩く事には向いていると思うので、辞めなくて良かったです。

ここで振り返ってお伝えしたいのが、
何が嫌だったのか?
です。

①初見が出来なかった
当時は譜面をそんなに瞬時に把握出来ませんでした

②技術が無かった
出来る事が限られていました

③ドラムの役割を把握していなかった
今なら言えるリズムキープとダイナミクスは当然ですし、ドラマーとしてやっていきたいとも思っていなかった気がします

④先生が怖かった
怒られましたからね〜
スタジオミュージシャン養成校だったので、ここにいるということはそのつもりなんだろうという事ですよね
スタジオミュージシャンになりたいとは思ってませんでした

今なら分かるんですが、当時は恐怖でしか無かったです。

一番は
自分の未熟さ
かなと思います。

目標や目的が曖昧で、何のためにドラムを叩くのかがハッキリしていませんでした。
ハッキリしていない状況で毎週、人前でのリズムトレーニングの実技は公開処刑でした。

この話題にはまだ自分の中で決着がついてない気がします。
今のところ、ドラマー人生で一番辛い記憶です。
また整理してお話しします!


読んでいただきありがとうございます!!