2023/07/08
曲のリズムにノっているだけ
こんにちは。
ドラム講師の清川将之です。
昨日のレッスンで生徒さんとお話ししていて改めて感じた事を書きます。
生徒さんが練習してきたリズムパターンを叩こうとされた時に、1234と拍を数えて叩こうとされました。
その時に、その生徒さんはドラムを複雑にしてしまっていると感じました。
極端に言うと、僕がドラムを叩く時にやっている事は一つだけで、
☆ドラムを叩こうが叩くまいが曲のリズムを感じているだけ
なんです。
よく
「ドラム叩くって両手両足バラバラに動かして、そんな器用なこと出来へんわ〜」
と言われますが、僕もそんなに器用じゃありません。
自転車に乗るとか車を運転する感覚に近いと思います。
自転車に乗れない頃は、色々考えながら工夫して自転車に跨り、バランスを取ろうとしては転けてを繰り返して、いつの間にか乗れるようになっていったはずです。
そして、今では
★何も考えずにみなさん自転車に乗れている
はずです。
危険なのでダメですが、自転車に乗りながらスマホを触る事さえ出来るようになっています。
ドラムも同じです。
何も複雑な事を考えながらやっている訳ではなく、
☆リズムにノッて叩いている
だけなんです。
ドラムの練習と同時にリズムにノる練習をした方が、確実にドラムが上達すると思います。
ちなみに僕は、スーパーで買い物中に流れるBGMにもノってます。
特に
☆数字で数えずにリズムにノる事
が重要です。
①何も考えずにリズムにノれるようになること
②手足を思い通りに動かすこと
この二つは分けてそれぞれ練習(身体に馴染ませる)ものなのかなと思いました。
またもっと具体的に説明できるように掘り下げていきます。
読んでいただきありがとうございます!
ドラム・リズムレッスンの生徒さん募集しております。
ご連絡お待ちしております!
2023/06/29
リズムは身体で感じる
こんにちは。
ドラム講師の清川将之と申します。
リズムの感じ方に関してのお話なのですが、
☆身体を使ってリズムを取る
といいんじゃないかという話を聞いて、確かにそうだなあと思ったので、僕も思う事を書きたいと思います。
前にドラムに向いている人という事で、球技の経験者や体育会系の部活をしてた生徒さんは上達が早い傾向があるというお話をしたんですが、リズムを身体を使って取れるからなのかもしれません。
僕の持論は、ドラムもリズムも
目で取る(演奏する)
んじゃなく、
耳で聞いて身体を動かして演奏する
という、当たり前の事ですがお伝えしたい事があります。
要は人間の五感の中の
視覚
ではなく
聴覚と触覚
を使ってドラムもリズムも演奏するという事です。
僕は聴覚が一番大切だと言っているんですが、触覚をお伝えする方が分かりやすく伝えられるんじゃないかなと感じました。
主にYouTubeのドラムのレッスン動画は、叩き方や踏み方(触覚)の部分の話です。
僕もこの叩き方や踏み方の部分をもっと言語化できるようにしたいなと改めて感じました。
スティックをボールのように扱ってリバウンドを上手く利用する方法や、ペダルの楽な踏み方、ペダルのリバウンドの使い方など、ですね。
まだまだ自分が練習して理解しないと言語化出来ないなあ、と思いました。
精進していき、分かりやすくドラムをお伝え出来ればと思います。
読んでいただきありがとうございます!
2023/06/22
ドラムを叩く事が怖かった②
ドラム講師の清川将之と申します。
日本人のリズム感に貢献したい、と思いドラム・リズム講師をしております。
ドラムを叩く事が怖かった話ですが、何事も
・ある程度やらないと楽しさがよく分からない
とも言えると思います。
ドラムで言えば、1年ぐらいは練習してライブ(今ならYouTube撮影など)も何度か経験してみて、ようやくおぼろげにドラムが何をしているのか分かってくると思います。
僕自身、
陸上部だった高校2年生の頃にドラムを何となく叩き始めて、
文化祭や市民センターのイベントに出て、
高校の友達と組んだバンドで楽器屋さん主催のオーディションイベントに出て割と大きなステージでやって、
そこからスタジオミュージシャン養成校だった専門学校で苦しい1年10ヶ月ぐらいを過ごし、
後々砂場のチルドレンというバンドを組むことになる専門学校で出会ったメンバーと、専門学校の学園祭でゆらゆら帝国のカバーをやって
いよいよドラムが楽しくなっていくんですが、
思い返すと僕はドラムがある程度【理解できて】楽しくなるのに4年ぐらいかかっています。
当時自分で言っていたのが、
「ドラムを誰が叩いても同じ」
と言っていたし思ってもいました。
みんなどうせ見ているのはボーカルだろう、と思っていました。
でも、みんながみんなそうではありませんし、何より僕自身が、ボーカルしか見えていなかった証拠です。
ドラムの事をなるべく短い期間で理解するにはどうすればいいのか、考えてみなさんにお伝えしたいと思っています。
目で歌詞を追うなど音楽を捉えるのではなく、耳で音楽を聴いて捉えることは間違いなくドラムを理解するための、強いて言うなら音楽を理解するための近道です。
音楽は目で判断すると日本の音楽教育では教えられていますが、どう考えても耳で捉えるものです。
楽譜は参考にするもので、楽譜がなくても音楽は演奏できます。
ただ極論ですが、耳が聞こえなくなると演奏はできなくなります。
僕のレッスンでは、耳で音楽を捉える方法をお伝えしています。
これからもさらに、ドラムの理解を深める方法を探求していきます。
読んでいただきありがとうございます!
ドラム・リズムレッスンに興味をお持ちの方はご連絡ください!
体験レッスンは無料です。
オンラインでも出来ることはレッスンさせていただこうと思っております。
ご連絡お待ちしております!
2023/06/17
リズムはつながっている
今日のレッスンで生徒さんが仰った一言が、大事だと思ったので書いておきます。
ギターの生徒さんで裏拍に苦労されてる特に
「リズムがつながっているのを感じるといいんですね」
とポロッと仰ってくれました。
まさにそうです!
僕はリズムを円で捉えるのがいいと思うんですが、円の前に、
リズムがつながっている感覚
が大事です。
リズムを点で捉えるとリズムは捉えられません。
点→つながっている感覚→円
の段階で感覚を変えていくのがいいかもしれません。
線というか、心電図みたいな強弱のある線で捉える感じが近いかもしれません。
とにかく、リズムはつながっています!
読んでいただきありがとうございます!
2023/06/15
ドラマーにリズムを背負わせる問題
みなさんこんにちわ。
ドラム・リズム講師の清川将之と申します。
今僕は二つのバンド・ユニットで演奏させてもらってるんですが、どうやら二つのバンド共に
僕らしいドラム
は求められていません。
メトロノームのような正確なリズムのドラム
を求められています。
もちろん、リズムキープは大切なんで全て間違いではないんですが、いや何か寂しいんですよ(苦笑)
ドラムの生徒さんからも、メンバーからメトロノームのように叩いてくれと言われている話はよく聞きます。
調理場に料理人として入って料理をしようとしたら、お前は皿洗いだけやっとけ
って言われたように感じるんです。
もちろん皿洗いも大切なんですが。
ドラマーにリズムを背負わせる問題=みんなのリズムの価値が低い
とも言えると思うんです。
キャッチャー=キーパー=ドラマー
みたいな(笑)
当然、バンドメンバーに不平不満を言うだけでは何も良くならないので、原因を究明していきたいなと思っています。
何よりも、ドラムレッスンでみなさんにお伝えできますしね。
皿洗いから、調理場へ戻るにはどうすればいいのか、もがいてみます。
今分かっているのは、おそらく日本人のリズムに対しての価値が低い、ということです。
リズムを軽く考えている、ドラマー一人で賄えるものだと思っている
ということです。
逆に僕の持論は、リズムは一人一人がしっかり出すもの
誰かにリズムで乗っかると、聞いていて刺激のない軽い演奏になる
ということです。
これを、どう証明するか、戦いです。
また、発見があれば書いていきます。
読んでいただきありがとうございます!